FOSTEX PM0.1
〜PCオーディオ用リスニングスピーカー〜
エントリーユーザーを中心に「PM0.4」がDTMスピーカーとして定番となって以来、完全なシリーズ化となったFOSTEX(フォステクス)のスピーカー『PMシリーズ』ですが、2014年01月に『PMシリーズ』の最小モデルとなるアクティブ・スピーカーの新モデル「PM0.1」が新たにラインナップに加わりました。
FOSTEX PM0.1の特徴
高音質の音楽再生を実現するPCオーディオ用スピーカー
高音質の音楽再生を実現するスピーカー「PM0.1」のカラーはブラック、ホワイト、グレーの3色のラインナップで、価格は1セットで税別 8,900円です。
入力端子はRCAピン×2で、サウンド面の特徴は「コンパクトなボディでありながら重低音」「小音量時でも引き締まった低音再生」「クリアな音質」などを実現しているところです。
オート・スタンバイ機能も装備していて、未使用時は電力消費を抑えてくれるので、誰もが「省エネ」を気にかける時代にも合っています。
また「PM0.1」と別売のアクティブ・サブウーハー「PM-SUBmini」で迫力ある重低音を実現することができます。
サウンドエンジニアにも評価が高かったFOSTEXの定番スタジオモニター・スピーカーの『NFシリーズ』は2013年に生産完了になりましたが、2008年に登場した「PM0.4」のヒットを見ても分かるように、FOSTEXは本当に素晴らしいスピーカー技術を持っているメーカーです。
PM0.1はスタジオモニターではない
ただし自宅スタジオでDTM用としても「PM0.1」は使うことができますが、このモデルは定番となっている「PM0.4n」と違いスタジオモニターではありません。
パソコンやポータブル・ミュージックプレイヤーでワンランク上の高音質で音楽を手軽に聴きたい人向きのスピーカーです。
そのためDTM用としても選ぶのなら、価格は約2倍以上になりますが、2010年にモデルチェンジした「PM0.4n」を選んだほうが良いです。また上位モデルの「PM0.5n」をセレクトするなら、検討する際は他メーカーのスタジオモニターも視野に入れたほうが良いです。
あくまでも「PM0.1」はリスニング用のスピーカーなので、モニタースピーカーとしては述べようがありませんが、もしかすると、ラジカセやコンポで音楽を聴くという人は、本当に少なくなってきているのかもしれません。
今後はミックスしたものをラジカセやコンポでチェックするよりも、PCオーディオ用スピーカーでチェックするというのが主流になるかもしれません。
デスクトップPCの横に気軽に置くことのできるコンパクトな「PM0.1」のようなスピーカーを「PM-SUBmini」と込みで1セット持っていても良いかもしれませんと個人的には思いました。
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