iTunes Match
〜アップル 日本でのサービスを開始〜
Apple『iTunes Match』
保有する楽曲を管理&再生
アメリカでは2011年からサービスを開始していますが、日本でも2014年05月からアップルの『iTunes Match』のサービスが開始されました。
この『iTunes Match』というサービスは「iCloud」上で、ユーザーが保有する楽曲を管理したり再生したりすることのできるサービスです。
CDから読み込んだ「iTunes Store」以外から購入した楽曲も管理することができ、iTunes Storeで購入した楽曲を除く最大25,000曲を「iCloud」上に保存することができます。
DRMフリーの256kbps AACの音質で提供
自分の管理する楽曲のなかで、iTunes Storeに存在するものであれば、任意の場所から利用している最大10台まで端末にダウンロードすることができるのが『iTunes Match』の大きな特徴です。
注目点は「iCloud」上にアップロードするCDからリッピングした楽曲の音質が低くても、iTunesでマッチさせた楽曲は、256kbps AACの音質で提供されるところです。しかもDRMフリーです。
当サイトで2014年03月に紹介した定額料金で2,000万曲以上の音楽が聴き放題のソニーの『Music Unlimited(ミュージック・アンリミテッド)』もそうですが、今後は手間を掛けることなく、複数の端末で音楽を聞くことができるというのがスタンダードになってゆく気がします。
利用料は年額3,980円
利用することのできる端末は、アップルのiPad、iPod touch、iPhoneだけでなく、iTunes 10.5.1以降を搭載しているMacやWindowsパソコンでも『iTunes Match』を利用することができます。
ただし、アメリカなどに比べて、日本は「iTunes Store」の一曲単位の金額が高いですが、『iTunes Match』の利用料も年額で3,980円とアメリカと比較するとやはり高いです。
それにしても、このサイトで「iTunesでmp3へエンコードが人気があった時期もあったな」と、テクノロジーの進歩やさまざまなサービスの登場には、過去に作ったコンテンツを見ると少し感慨深げになります。
アップルの「iTunes Match」の対象端末をはじめとするサービースの詳細や、自分の持っている楽曲が「iTunes Store」にあるかなどの情報は公式サイトのほうで確認して下さい。
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