音楽制作向きのパソコン
〜自宅スタジオ入門編3〜
今はパソコンさえあれば10万円以下の出費である程度しっかりとしたシステムが組める本当に良い時代になりました。
ここではDTM・DAWソフトをメインとした音楽制作を始めるにあたり、自宅スタジオを構築するにあたり、はじめに何を揃えれば良いのか必要な順から書いて行きます。まずはパソコンからです。
パソコンのスペックとハードディスク
パソコンのスペック
DAW環境での音楽制作を考えている方は当たり前ですがパソコンは必要です。またパソコンで音楽制作するのであればスペックの高いパソコンを選ぶのが良いですが、3、4年前のパソコンでも充分に音楽制作できます。
もちろんWindowsでも、Macでも、ノートパソコンやデスクトップ型のパソコンでもどちらでも大丈夫です。
スペック的にはノートパソコンでも充分ですが、本格的に音楽制作をメインに使うのであれば、ソフトシンセのなかには、大量のHDDの空き容量が必要なの場合もあるので、できれば外付けではなく、ハードディスクを自分でパソコン内部で増設することのできる、デスクトップ型のパソコンが良いと思います。
ただしこれはある程度DAWソフトを使った音楽制作に慣れてきて必要な場合に考えれば良いのではないかと思います。
<2012年 追記>
現在パソコンは本当に安くなっています。世界パソコンシェア上位の「HP(ヒューレット・パッカード)」や「DELL(デル)」の直販モデルなどは安くても、普通に音楽制作が可能です。個人的にオススメはインテルCore i5以上を搭載したモデルです。
<2014年 追記>
どのくらいのスペックがあれば良いのかわからない人は、DAW PC推奨スペックに関しては「はじめてのDTM用BTOパソコン」を公開しましたので、そちらを参照して下さい。
音楽制作にハードディスクは必需品
クラッシュしたときのことも考えて、ノートパソコンやデスクトップ型どちらの場合もバックアップできる外付けのハードディスクはあった方が良いです。
もちろんDVDに保存しても良いですが頻繁に制作過程の音楽データのバックアップを取って行くことになるので、DVDはデータの読み書きに時間が掛かるだけでなく、頻繁にバックアップを取るとコストもかなり掛かってしいます。
外付けのハードディスクあると時間的、経済的にも効率的です。そしてある程度データを整理してからDVDに焼くことをオススメします。
<2012年 追記>
本格的に音楽制作を考えている方はOSをHDDではなくSDDにインストールしてみるのもオススメです。BTO PCならSDDをセレクトできるモデルもあります。