音楽制作用のDTMソフト
〜自宅スタジオ入門編4〜

パソコンの次は音楽制作ソフトです。自宅録音の中軸となるDAWソフト選びは、これからのミュージックライフの明暗を分けることになるので慎重に選びましょう。

音楽制作ソフト選び

DTM・DAWソフト

DAWとはデジタル・オーディオ・ワークステーション(Digital Audio Workstation)の略称で、打ち込みから、ボーカルやギターなどのオーディオの録音、編集、ミックスダウンやマスタリングまでの作業ができるオールインワンのシステムのことです。

DTM(デスク・トップ・ミュージック)という表記でも良いのですが、DTMソフトの場合をオーディオを取り扱えないソフトも含まれているので、ここではDAWで統一させてもらいます。

とにかくDTM・DAWソフトは自宅録音の中軸となるので自分に合った製品を選びましょう。DAWソフト選びは「初心者にやさしいDAWソフト」と「はじめてのDTM・DAWソフト」を参考にして下さい。

今までにシンセ内蔵のシーケンサーや、外部のMTRを使ったことのある方は「上級者向けDAWソフト」でも充分に使いこなせると思います。(驚くぐらい使いやすいです。)

フリーソフトは使い勝手が良くない

フリーソフトは使い勝手が正直良くないので、初めてのDAWソフトがフリーソフトだと音楽制作を断念してしまう人も少なくないと思います。

参考までに管理人が初めて買ったソフトはMOTUのPerformerです。確かヴァージョンは5だったと思います。「Digital Performer」ではなく「Performer」なので、当時はまだオーディオには対応していませんでした。

それでも、それまではシンセに内蔵されたシーケンサーを仕事でも使用していたので、視覚的に優れたPerformerのその操作性はまさに感動でした。(ただ昔のMacは今とは違いフリーズが多かったです。)

DTMソフトウェア音源

ハードウェア音源とソフトウェア音源

音源にはハードウェア音源とソフトウェア音源(ソフトシンセ)があります。ここではソフトウェア音源について書かせてもらいます。

ソフトウェア音源の魅力は何と言っても低価格なところにあります。費用を抑えるのならソフトウェア音源です。

一昔前だとソフトウェア音源の持つイメージは発音タイミングなどはパソコンのスペックによっては左右され、音質的にも「貧相」でしたがパソコンの性能の向上などにより、ハードウェア音源を凌ぐ、ソフトウェア音源も増え続けています。

最近のDAWソフトにはソフトシンセがあらかじめ付いている製品が多いので、音源に関しては、始めは悩まなくても大丈夫です。

後に足りない音や欲しい音を足して行けば良いと思います。管理人もここ数年、ソフトウェア音源の使用がめっきりと増えて、ハードウェア音源は購入していません。

 
 

 

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