SM58 ボーカル録音04
〜SHUREの定番ダイナミックマイク〜

SM58で覚えてゆく

ダイナミックマイクの性能を引き出す

SM58の画像

1万円前後の『SM58』に対して、高額な業界定番のNeumann(ノイマン)の『U87』や『U67』を比較対象にして説明してくれる人がいるらしいですが、ノイマンに関しては、音楽でお金を稼げるようになってから考えればよいのではないでしょうか?

そのため、世界中のスタンダードマイクとして納得のコンデンサーマイクですが、マイクを使ったレコーディング初心者の人にはノイマンは「そういう定番マイクもある」くらいの認識で良いです。

それにDAWでプラグイン・エフェクトを駆使すれば『SM58』でも充分に自宅録音では使えますので、しっかりとしたボーカル録音と、録音後のボーカルのミキシングの基本をダイナミックマイクの性能を引き出した上で覚えてゆくほうが良いと思います。

頑丈なマイクゆえにイロイロ試せる

しっかりとしたボーカル録音で、今は使うことはありませんが、わたし自身も10年以上前に購入した『SM58』を自宅に3本所有していて、言われている通りに丈夫で故障したことは一度もありません。

楽曲制作用のパソコンのほうには、仮歌であったり、作詞も含めて音をメモしたいときに、すぐに音が出せるようにマイクスタンドに常時『SM58』を設置しています。

叩いたり、投げたり、落としたりということはしていませんが、所有している複数のコンデンサーマイクと比べると、かなり雑に使っていると思います。

2本目の『SM58』は、一時期、一度録音した音をモニターから出して、さらにマイク録音するみたいなことに凝っていたことがあり、そのときに簡単に改造しています。

3本目の『SM58』は壊れたとき用の保管用ですが、一度も『SM58』は壊れたことがないので使う機会がありません。買ったままの状態なので、初期不良かどうかも確かめてないです。

とにかく頑丈であり、保管するのが楽なこともことも『SM58』が支持され続ける大きなポイントです。尚、わたしの所有しているのは、3本ともスイッチなしです。


 
 

記事公開日:2014年10月15日/文字数:約800字

 


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