作詞の基礎講座では「詩」と「詞」の違いから「メロ先での作詞のほうが良い理由やコツ」「作詞における言葉の響き」「サビの歌詞と譜割り変え」「ボーカリストが歌っている姿を想定して詞を書く」「英語を歌詞に取り入れる」「作詞家として道を切り開く」など、以外と知らない人の多い作詞家志望が活動するうえで知っておいたほうがよいことを解説しています。
2006年サイト公開当初に公開した大変人気のあった講座ですが、2024年に少し記事を追加して「作詞の基礎講座」の再公開を開始しました。
作詞の基礎講座 01〜03(2024年再公開)
01.作詞家の心得講座
作詞は曲の空気観や世界観を決定するとても重要な作業です。作詞の基礎講座 01「作詞家の心得講座」では「作詩と作詞の違い」「専業作詞家の実状」「80〜90%以上がメロディー先行」「リスナーが曲を聴くスタンス」を書いています。
趣味で作詞をしている人は別ですが、真剣に作詞家として高みを目指していて、仕事レベルでの活動を考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
02.メロディー先行での作詞のほうがよい理由
作詞講座1の「作詞家の心得編」でも書きましたが、ポピュラーミュージックにおいて詞は大変に重要です。どんなによい曲で、どれだけボーカルが素晴らしくても、詞が悪いとすべてが台無しになってしまいます。
メロディー先行での作詞のほうがよい理由を紹介した作詞の基礎講座 02「メロディー先行での作詞のほうが良い理由」では、「詞先での曲作り」「作詞が先だと」「曲が先だと」「メロ先での作詞のさまざまな利点」などを書いています。
03.メロディー先行での作詞のコツ
世界で求められている人材は「作詩」をする人ではなく作詞をする人ですと書いてきましたが、「メロディー先行での作詞」の壁にぶつかり、自信をなくされた人も少なくはありません。
作詞の基礎講座03「メロディー先行での作詞のコツ」では、「音的に不自然ではないことが重要」「メロディーに言葉を乗せる作詞」「オケに合わせて歌って作詞する」「第三者に評価してもらえる状態」「日本語の音楽を洋楽的に響かせる」「作詞のなかでの英語の活用」などを書いています。
作詞の基礎講座 04〜07(2024年再公開)
04.言葉の響きとインパクト
作詞での言葉の響きとインパクトについてをオリジナリティーとポピュラリティーに触れながら説明している作詞の基礎講座です。
内容は「時代と関係なく作詞で大切なこと」「社会情勢を知り一般常識を身につける」「ボーカリストと歌詞決定ポイント」「インパクトを与える言葉」などです。
05.技量が試される重要なサビの作詞
作詞において重要な「サビの作詞」と「譜割り変え」は、作詞家のセンスが最も試されるところです。作詞の基礎講座05では、アマチュアの作詞レベルかプロで活動できるレベルに到達しているかを判断する材料にもなる重要なサビの作詞について説明しています。
内容は「重要なサビの作詞」「サビ重視と新人の作詞家」「サビのフレーズと曲のタイトル」です。
06.効率的な作詞と譜割り変え
作詞の基礎講座06では、主に「サビから作る効率的な作詞法」と「譜割り変え」について説明しています。初期公開時は「作詞の基礎講座 05」のなかで「効率的な作詞と譜割り変え」を説明していましたが、1ページが長くなりすぎてしまったので、2つの講座にわけることにしました。
07.ボーカリストを想定して作詞する
作詞した曲を自分で歌うプロのシンガーソングライターや、作詞を兼ねるプロのボーカリストは自分がその歌詞で歌うことを想定して作詞するので譜割りを変える作業が非常に上手ということを踏まえた上で、作詞の基礎講座 07では「シンガーソングライターの作詞」「形式へのこだわり」「良く聴こえる言葉の音の把握」「ボーカリストのイメージに合った歌詞」について書いています。
作詞の基礎講座 08〜10(2024年再公開開始)
08.英語を使う作詞法
洋楽的に響かせる工夫を凝らした作詞法については「メロディー先行での作詞のコツ」でも少し触れましたが、日本語と英語のおり混ざった曲はたくさんあり、ポピュラーミュージックの世界では英語を使う作詞法は当たり前のように使われています。
作詞の基礎講座 08 ~英語を使う作詞法~では「作詞での英語の効果」「歌詞に英語を使うメリット」「作詞で使う英語」「英語詞と日本語詞のバランス」について書いています。
09.作詞に使える英語のワードリスト
作詞で英語が使えたほうが良いと言っても何もTOEICや英検1級レベルの英語力が必要なわけではありません。英語と聞いて「苦手だ」と感じる人も、もちろん居ると思いますが、中学英語レベルの文法が使うことができれば充分に作詞に活かすことができます。ここで使っている「ワードリスト集」とは芸人さんでいう「ネタ帳」みたいな…
10.作詞オンリーで生きる道
作詞をする方にはストーリーテラーとしてのセンスだけではなく、並大抵ではない言葉や、その響きに対するセンスが要求されるということが理解できたと思います。また職業としての作詞家の道を選んだ方は、ボーカリストの特徴を把握してボーカリストの良さを最大限に引き出してあげようと日々努力しています。その結果として…