ソフトシンセ・ドラム音源
〜予算で選ぶソフトウェア音源〜
音楽の要であるドラムのソフトシンセ(ソフトウェア音源)には大容量のハードディスク・スペースが必要なドラム音源から、小規模なハードディスク・スペースでも使用することのできるドラム音源まであります。
ドラム音源は種類も豊富で、最近はハードディスク付属がしているドラム音源も登場しているので、ノートPCなどをメインに音楽制作していてハードディスク容量に余裕のない方などは、それらの音源を選ぶと良いと思います。
あらかじめDAWソフトに付属している音源を使用している方は、ドラム音源を変えるだけでも作品のクオリティーを数段上げることができます。
予算別ソフトシンセ・ドラム音源
このページは2006〜2007年に作成したページですが、現在ドラムのソフトシンセは大幅な値下げをしているので2012年に価格帯を再構成しました。それにしても、どの音源も安くなりました。
ドラム・ソフトシンセ/2万0,000円以上
2万0,000円以上のドラムのソフトシンセには、ソフトシンセ人気の火付け役とも言えるドラムのソフトウェア音源『dfh SUPERIOR』の後継であるTOONTRACK『SUPERIOR DRUMMER 2.0』。大ヒットして定番となったFXPANSIONのドラム音源『BFD2』。STEINBERGの11ドラムキット、108スタイルを搭載した『Groove Agent 3』。
SPECTRASONICS (スペクトラソニックス)のグルーブ・プロダクション & パフォーマンス・モジュール『Stylus RMX Xpanded』。EAST WESTのドラム/パーカッション音源『QL SD2 - THE NEXT GENERATION』。
以前このページで紹介していて2012年に取扱いを確認できなかったのはProTools専用の『DIGIDESIGN Strike』などです。
ドラム・ソフトシンセ/1万9,999円以下
2万9,999円以下のドラムのソフトシンセにはProTools専用のグルーヴクリエーションツールDIGIDESIGN『Transfuser』。AMG『Infinite Groove - Live Drum Loop Instrument』『ONE -Groove Active Instrument-』。XLN AUDIO『Addictive Drums』(右画像)。TOONTRACKの「ドラム音源セールス2年連続No.1」で別売りの拡張音源も充実している『EZ drummer』などがあります。
3万円以上からの値下げ音源はBEST SERVICEのドラムマシン音源『DRUMS OVERKILL』。
以前このページで紹介していて2012年に取扱いを確認できなかったのはNative Instrumentsのドラムサンプラー『BATTERY3』、UEBERSCHALL『LIQUID DRUMS』などです。
この価格帯でヒットしているドラムの人気ソフトシンセはXLN AUDIOの『Addictive Drums』とTOONTRACK『dfh EZ drummer』です。
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ハードウェア音源からソフトシンセへ移行
最近は本当にハード音源の話題が少なくなりました。管理人もソフトシンセでの音楽制作がメインになりRolandのハード音源『XV-5080』を最後に、ここ数年は新たなハード音源を管理人は導入していません。ソフトシンセでの制作をメインにする前はハード音源のドラムを使用してドラムトラックを制作していましたが、ベロシティを細かく調整して…(ハードウェア音源からソフトシンセへ移行へ)
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