グラミー賞を4回受賞している超一流プロデューサー/エンジニアであるNeil Dorfsman(ニール・ドーフスマン)はプロデュース、ミックス、レコーディングで人気アルバムを手掛けています。
ミックス・エンジニア Neil Dorfsman
Neil Dorfsmanのクレジットされているアーティスト
Sting、Paul McCartney、Bob Dylan、Bruce Springsteen、Bryan Ferry、Kiss、Def Leppard、Oasis、Tina Turner、Bonnie Tylerの作品にニール・ドーフスマンの名前がクレジットされています。
日本人のアーティストだと浜田省吾さん、渡辺美里さん、氷室京介さんなどの作品でミックスエンジニアとして名前がクレジットされている作品があります。
ニール・ドーフスマンのグラミー賞作品
ニール・ドーフスマンがプロデュース、ミックス、レコーディングを手がけたSting(スティング)の『Nothing Like the Sun』、Bruce Hornsby(ブルース・ホーンズビー)の『Scenes from the South Side』で、グラミー賞の「ベストプロデュサー賞」を受賞しています。
同じくプロデュース、ミックス、レコーディングをを手がけたDire Straits(ダイアー・ストレーツ)の『Brothers In Arms』でグラミー賞で「ベストエンジニア賞」を受賞しています。
Paul McCartney(ポール・マッカートニー)の『Flowers In The Dirt』とDire Straitsの『Love Over Gold』は「ベストエンジニア賞」にノミネートされました。
レコーディングエンジニアとしては、Stingの『Brand New Day』で「ベストポップアルバム」を受賞しています。
ニール・ドーフスマンの日本のアーティストのミックス
日本のアーティストだと氷室京介さんの「Masterpiece #12」「Memories of Blue」「I.D.E.A」「L’EPILOGUE」他、渡辺美里さんの「Flowerbed」、浜田省吾さんの「My First Love」「The Best of Shogo Hamada 1」「The Best of Shogo Hamada 2」などの作品にミックスエンジニアとしてニール・ドーフスマンの名前がクレジットされています。
他にも2006年の氷室京介さんとGLAYの「Answer」のミックスをNeil Dorfsmanが担当しています。
Mixed by Neil Dorfsman 〜リファレンスにおすすめ〜
やはり日本のアーティストのミックスを手がけた楽曲が非常に参考になると思います。アプローチの違いや、なぜ日本のミックスエンジニアではなくニール・ドーフスマンにミックスを依頼したのかなどを考えるのも良いかもしれません。
浜田省吾さんのアルバム「My First Love」と「The Best of Shogo Hamada Vol.1」に収録されているシングル曲でもある「光と影の季節」はベスト盤ではソロギターとユニゾンで演奏されていたサックスが抜かれています。
氷室京介さんとGLAYの「Answer」はGLAYのアルバム「LOVE IS BEAUTIFUL」ではアルバムバージョンとして収録されています。シングルバージョンとの違いを楽しむのも良いと思います。
映画「Footloose」の オリジナルサウンドトラックのミックスも2トラックですが手掛けています。
ニール・ドーフスマンのサウンドをDAWで再現
Neil Dorfsman EZmix2 Pack
Toontracks『EZmix 2』専用の追加プリセット集『Neil Dorfsman EZmix2 Pack』には、ギター、ベース、ボーカル、ドラム、リバーブ、バスチャンネル、マスターチャンネル用などのニール・ドーフスマンによるプリセットが収録されています。
プリセットのクオリティーは非常に高い『Neil Dorfsman EZmix2 Pack』は、DAWでのミキシングにおいて、さまざまな用途で使用することができます。
ソフトシンセ「dfh EZdrummer」
人気のソフトシンセ・ドラム音源『dfh EZdrummer(イージードラマー)』にプロデューサーとエンジニアとしてNeil Dorfsman(ニール・ドーフスマン)の名前がクレジットされています。
現行最新バージョンとなる「EZ DRUMMER 2」でも使用することのできる拡張パック「EZX ROCK」はニール・ドーフスマンがサウンド・デザインしています。