このページでは歴史に数々の名盤を残した世界の一流ミックス(ミキシング)・エンジニアの方を紹介して行きます。ミックスダウンのリファレンスにもなるので、ぜひ参考にして下さい。
当サイトでは日本人のミックス・エンジニアは紹介しませんが、けして日本人のミックス・エンジニアの方が悪いと言っている訳ではありません。
現在「世界のミックス・エンジニア」をリニューアル中です。新たにヒュー・パジャム(Hugh Padgham)をはじめ数名のサウンドエンジニアのページを追加する予定でいます。
超一流のミキシング・エンジニア
ボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)
Bob Clearmountain(ボブ・クリアマウンテン)の作り出すロック・サウンドは後の多くのエンジニアに多大な影響を与えました。
日本でもお馴染みのBon Jovi、The Rolling Stones、David Bowie、Bruce Springsteen、Bryan Adamsなどヒット作のミックスを手掛け「Mixed by Bob Clearmountain」というクレジットがあれば、その作品クオリティーは保証されていると言われています。
1984年に発売されたBruce Springsteenの7枚目のアルバム『Born In The U.S.A.』は全米で1,200万枚、全世界で2,000万枚のビッグセールスを記録した名盤です。
ニール・ドーフスマン(Neil Dorfsman)
人気アルバムを手掛けるアメリカの超一流プロデューサー&エンジニアであるNeil Dorfsman(ニール・ドーフスマン)は、プロデュース、ミックス、レコーディングを手がけたSting、Bruce Hornsby、Dire Straitsの作品で、グラミー賞のベストプロデュサー賞、ベストエンジニア賞を獲得しています。
日本のアーティストだと氷室京介さんや浜田省吾さんの作品にミックスエンジニアとしてニール・ドーフスマンの名前がクレジットされています。
トム・ロード・アルジ(Tom Lord-Alge)
プロデューサー、ミックス・エンジニアとしてトータルで3回グラミー賞をTom Lord-Alge(トム・ロード・アルジ)は受賞しています。
日本でもおなじみのAvril Lavigne、U2、The Rolling Stones、 Billy Joel、Phil Collins、Foreigner、Bon Joviなど、Tom Lord-Algeの名前がクレジットされている作品は本当に多いです。
Avril Lavigneの作品には、1stアルバム「Let Go」からミックスエンジニアとして参加しています。
クリス・ロード・アルジ(Chris Lord-Alge)
トップ・ヒットメーカーのChris Lord-Alge(クリス・ロード・アルジ)は日本でもヒットしているHoobastank、Backstreet Boys、Avril Lavigne、Bon Jovi、U2、Green Dayなど、TVやCMでもお馴染みのアーティストのアルバムやシングル曲のミックスを多く手がけているグラミー賞を受賞したことのあるミキシングエンジニアです。
Wavesのプラグイン・バンドル『CLA Classic Compressors』や、『SSL 4000 Collection』に提供した「The Chris Lord-Alge preset(クリス・ロード・アルジ・プリセット)」で、彼のヒットサウンドや、エフェクターのセッティングを自分のDAW環境で再現することができます。