オンライン楽曲制作の流れ(実践編)
〜ネットで音楽制作〜
オンラインBAND、Song Line、Song Gateでの一般的な楽曲制作の手順です。実際に音を使って説明しているので、ほとんどの方がどんな感じかを掴むことができると思います。
この説明でも概要が分からない方は大変申し訳ありませんが、このHPはサポートセンターではないので、こちらでは時間的にも手には負えません。
音楽制作の順序 実践編
STEP1
まずボーカリストに今までに送ってもらった作詞や参考音源を基に、キーの確認などを行ったあと、こちらでラフに曲を作ります。そして以下のオケ(ファイル01)と仮メロディーの入ったトラックの2つのファイルをボーカリストに送ります。
STEP2
ボーカリストにはファイル1に合わせ「ラ」で歌ってもらい、ファイル2のように歌ファイル(VOCAL Track)だけを何Takeか送ってもらいます。この時点では仮歌の仮歌なのでmp3ファイルでも問題ないです。ボーカルの使用マイクは1万円以下のダイナミックマイク(管理人の知らないマイク)で、録音場所は自宅、使用ソフトはVO REC講座でも紹介しているGarageBandです。
STEP3
送ってもらったファイル02を基に作編曲家が実際にボーカリストの声質に合わせてファイル3のように編曲して行きます。この時点では6〜7割のアレンジでラフMIXです。また右のギターの弦のバランスが悪いです。
STEP4
今度はファイル03(フルコーラス)を作詞家またはボーカリスト兼作詞家に送ります。二人には何点か作詞してもらい、楽曲のコンセプトを固めて、提出された作品をまとめて行きます。
もちろん作詞家またはボーカリスト兼作詞家が1人で仕上げるのがベストですが、まだ曲先での作詞に慣れていない場合はこの方法を採用しています。作詞家とボーカリスト兼作詞家のお互いの出来上がった作品をそれぞれに送ってます。
この方法だと自分の作品を客観視することができて、詩ではなく作詞のコツを掴むことや作詞家としての成長も早いです。言うまでもなくオンラインBANDは基本的に楽曲コンペ等の仮歌ではないので、詞の世界観や空気観はボーカリストに合わせて行きます。
STEP5
作詞が終わると、仮歌の作業となります。この時点で編曲もストリングスなどが入り9割くらい終わっています。ボーカルのヘッドフォンなどの録音環境に合わせて、歌いやすいようにオケをMIXして行きます。
この作業の後、正式なボーカル録音、コーラス録音、ミックスダウン、マスタリングへと進んで行きます。