作詞の基礎講座7
〜英語を使う作詞法〜

洋楽的に響かせる工夫を凝らした作詞法については「メロディー先行での作詞のコツ」でも少し触れましたが、日本語と英語のおり混ざった曲はたくさんあり、ポピュラーミュージックの世界では、英語を使う作詞法は当たり前のように使われています。

作詞での英語と必要性

作詞での英語の効果

日本の曲のサビなどで頻繁に英語の詞のフレーズを使用するのは、日本語に比べ英語のほうがメロディーと歌詞がひとつになったときの言葉の響きが良くなり大変に効果があるからです。よく英語の詞のフレーズが日本の曲のサビで使用されるのはこのような理由からです。もともとロックやポップスを…(つづきを読む

 

歌詞に英語を使うメリット

作詞するときに「英語が使えたほうが良いですか?」とよく質問をいただきますが、結論から言うと、作詞をする人は「英語を使ったほうが良い」ではなく絶対に「英語が使えたほうが良い」です。なぜ英語を「使ったほうが良い」ではなく「使えたほうが良い」という表現を使ったのかというと…(つづきを読む

 

作詞で使う英語と日本語詞とのバランス

作詞で使う英語

日本語の作詞で使う英語には、大きく分けると二つのパターンがあります。一つは誰でもその単語の意味が分かり、すでに日本語化している「カタカナ英語」です。「blue」や「happy」などは自然に誰もが「今日は気分がブルーだ」とか「今日はハッピーだ」というような感じで日本語として使っている…(つづきを読む

 

英語詞と日本語詞のバランス

あまりに1曲のなかで英語を使用しすぎると、それはそれで曲自体が格好悪くなってしまいますので、英語詞と日本語詞とのバランスと細心の注意が必要です。また英語を作詞のなかで使うようになると、改めて日本語の美しさに気付かされることも多々あります。英語を効果的に使っていて英語詞と…(つづきを読む

 

次の作詞の講座は作詞家にとってのネタ帳とも言える作詞に使えるキャッチーな英語のワードリスト集についてです。英語を使う作詞だけでなく、言葉のバリエーションを増やし、言葉の引き出しを増やすという点でも必ず役に立つと思います。

 
 

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