ソフトシンセ・ベース音源
〜定番とオススメのソフトウェア音源〜
主にオススメすることができるソフトシンセ・ベース音源は「Musicman Stingray」「LeFay fretless」「アップライト・ベース」の3種類のベースを収録したBEST SERVICEのベース専門音源『CHRIS HEIN BASS』。
トップミュージシャンによるエレキベース/アコースティックベース、Moog、TB-303などのシンセベースサウンドを、1,000種類、計3GB以上収録している定番のSpectrasonicsの音源『Trilogy』。
収録フレーズのノートピッチ、フォルマント、音の長さ、スケール、テンポ、などを自由自在にコントロールでき、オーディオ素材をMIDIデータの様に扱うことが可能な『LIQUID ELECTRIC BASS』などがあります。
個人的に最もおすすめのベースのソフトシンセはベース・サウンドに関してはジャンルを問わずに対応することができるSpectrasonicsの『Trilogy』でした。
「でした」と過去形にしたのは、その『Trilogy』の後継機『Trilian』が2009年に登場したからです。ベース音源を探している方は、まずは『Trilian』をチェックして、それを基準に自分の欲しい音源をセレクトすると良いと思います。
主なベースのソフトウェア音源
Trilian(トリリアン)
世界中で愛用者の多い大ヒットしたSpectrasonicsのベース専用のソフトシンセ『Trilogy』の後継機にあたる『Trilian(トリリアン)』が2009年11月に発売を開始しました。『Trilogy』と言えば定番のベース音源ですが、『Trilian』は遥かに上を行くアップグレードになっています。今まで『Trilogy』を使用してきたユーザーの方にはアップグレードも用意されています。最高の音でベースを演奏できるようにデザインされた『Trilian』のエンジン部には…
Trilogy(トリロジー)
LAのトップミュージシャンによる「エレキ & アコースティックベース」のマルチサンプルと、MoogやTB-303などの「シンセベース・サウンド」を、1,000種類、計3GB以上収録している『Trilogy』は世界初のアコースティック/エレキ&シンセベース専用のSpectrasonicsのソフトシンセです。フレットノイズ、X-Noteなどの「フィンガーノイズ」を大量に収録しているので…
BASiS(ベーシス)
VIR2の『BASiS』は7GB 以上に及ぶ「エレキ」「アップライト」「フレットレス」「シンセベース」のサウンド・ライブラリを収録しているベース専用のソフトシンセです。エレキベースは、DIサウンドとアンプサウンド両方を収録していて、インターフェイス上のノブによってこの2つの入力をブレンドすることができます。あらゆる表現を可能にする「複数段階に渡るベロシティのレイヤー」「自然なヒューマナイズ機能」「レガート&ビブラート機能」などを…
CHRIS HEIN BASS(クリス・ハイン・ベース)
あらゆるユーザーの要求にも応えられることを目的としたBEST SERVICEのベース専門音源『CHRIS HEIN BASS(クリス・ハイン・ベース)』は「Musicman Stingray」「LeFay fretless」「アップライト・ベース」の3種類のベースをDVD-ROM 2枚組に収録しています。「Musicman Stingray」はピックとスラップの二種類、「アップライト・ベース」はスチール弦、ナイロン弦、ガット弦の三種類を演奏に伴うニュアンスまでを収録しています。ベース・サウンドを形作る…
同シリーズには9種類のギター・サウンドを大容量の16GB収録した職人気質のギター専門のソフトシンセ『Chris Hein Guitars』があります。
LIQUID ELECTRIC BASS(リキッド・エレクトリック・ベース)
ポップス/ロックをはじめ、あらゆるスタイルに対応する総計1,020種類以上に及ぶエレクトリック・ベースのフレーズを収録する『LIQUID ELECTRIC BASS(リキッド・エレクトリック・ベース)』はUEBERSCHALL(ユーベルシャール)の『LIQUID INSTRUMENTS シリーズ』の第2弾です。新しいスタイルのソフトシンセ『LIQUID ELECTRIC BASS』は最高級のレコーディング機器で録音されたMusicman Stingray…
同シリーズにはギター・フレーズを自由自在にコントロールすることができるソフトシンセ『LIQUID GUITAR』などがあります。
ベース収録のソフトシンセ
マルチタイプ音源/サンプラー音源
マルチタイプ音源やサンプラー音源のほとんどの製品はベース・サウンドを収録していますので、トータル的に見て手持ちのソフトシンセがチープな方は、ベースだけにこだわらずに、まずは音色を充実させるほうが良いと思います。
手軽にベース音色を増やしたい方には、ドラムマシン、ベース音源等リズム隊のすべてを担う『Drum & Bass Rig(生産完了品)』や、ドラムキットからベース、ギターなどロックをはじめ様々なジャンルのソフトシンセと2,000以上のループを収録したAppleのDAWソフト『GarageBand』用のインストゥルメントである追加音源パッケージ『Jam Pack シリーズ 』の『Jam Pack Rhythm Section』などがオススメです。
- 音楽制作の流れ - 曲が完成するまでの過程
- 作曲の講座 - これからの時代の作曲法
- 作詞の講座 - 作詞家としての道を切り開く
- 編曲の講座 - 自動編曲機能からの卒業
- レコーディング講座 - 自宅スタジオで録音
- ミックスダウン講座 - ミキシング・テクニック
- マスタリングの講座 - 音圧レベルと質感補正
- 自宅スタジオを作ろう - 音楽スタジオの構築
- 定番の音楽制作ツール - DTM・DAWスタジオ