ミックスダウンのコツ2
〜メインパート中心に処理をする〜
歌がメインの曲での主役はボーカルであると「ミックスダウンのコツ1 〜メインパートを明確にする〜」では書きました。当たり前のようなことですが、自分の曲になると、これが意外と冷静になれないモノです。
トータルのバランスを考えてミックスダウン
当サイトの募集企画と関係なくデモ音源を送ってくれる方も結構居ますが、特にアマチュアバンドだと、どうしても自分のパートや打ち込みで時間の掛かったパートを強調したがる傾向があります。
これは歌がメインの曲では「楽曲はボーカリストのモノである。」という基本的なことを忘れて、ボーカリストのことを考えないで作詞する作詞家志望の方にも言えるかもしれません。(かなり多いです。)
引っ込みっすぎというのも、それはそれでまた問題がありますが、素晴らしい演奏や打ち込みであれば、ミックスのバランスを崩してまで強調しなくても聴く人が聴けば分かりますので、ミックスダウン時には各パートのバランスを考えて、愛着のあるパートでも、あえて引き立て役にすることも覚えましょう。
トータルのバランスを考えて音楽制作することができない方は、なかなか大成はすることは難しいと思いますので、ミックスダウンの作業の際は、上記のしたことを、気に留めておくと良いと思います。
ボーカルを聴きながらミックスダウンする
今まで歌モノの曲でミックスダウンが、上手く行かなかった人は、上記したことを踏まえた上で、メインであるボーカルトラックを聴きながらミックスダウンの作業すると良いと思います。
コツをつかむことができるまでは、下の手順で、全体を確かめたり、各パートをミュートさせながら、常にボーカルを意識してミックスダウンの作業を進め、ある程度バランスを整えて行ってください。周波数帯域がぶつかってしまっているパートを見極めることができると思います。
- 「ボーカルとベース」
- 「ボーカルとドラム」
- 「ボーカルとベースとドラム」
- 「ボーカルとその他の主要楽器」
- 「ベース、ドラムとその他の主要楽器」
次からはミックスダウンの必勝スキル講座
次からはミックスダウン実践講座である「ミックスダウンの必勝スキル講座」に入ります。必勝スキル講座では上のミックスダウンの手順で、音色、定位、周波数、各パートの絡み具合などを意識して、EQで重なった周波数帯域をカットして行く方法や、ドラム、ギター、ベース、ボーカルのコンプの掛け方をはじめとする各パートのエフェクト処理の仕方などを紹介して行きます。
