作詞のステップアップ講座1
〜作詞家としてレベルアップする〜
作詞の基礎講座を読んだ方で、既存の曲の構成を真似て、自分の言葉で書き上げるというような作詞活動にとどまっている方は、今の活動から方向転換しなくてはならないということが何となく分かったのではないでしょうか。
自分自身で「作詞家である」と名のることは誰にでもできることですし簡単ですが、曲も歌もない状態では自分で作詞だと主張しても第三者からすれば「作詞」ではなく「作詩」でしかありません。
やはり作詞家として大成しようとしている方で、今までに自分の作詞したモノを歌ってもらい、しっかりとした作品となっていない方は早い段階で方向転換する必要があると思います。
作詞家としてレベルアップ
詞だけを取って評価されるのは難しい
作詞の基礎講座のような背景もあり、詞だけ単体を取って評価されるのは大変に難しいことです。そのためオーディションなどで曲がなく、詞だけの歌詞カードだけを送っても、受け取った方もまずはピンと来ないこともあり、なかなか次のステップにつながらないのが現実です。作詞家志望の場合でも、参考作品を受け取り、判断する人も多忙なので、可能な限り…(つづきを読む)
作編曲家やバンドと高め合う
詳しくは作詞家プロへの道で書いていますが、もし職業としての作詞家の道を作りたいのであれば、作詞家を必要としている作編曲家やバンドを探して、曲に作詞をさせてもらいながら、しっかりとボーカルに歌ってもらい、一緒に高め合い、登って行く方法が、一番作詞家としての道を切り開ける確率が高いと思います。言うまでもなくプロとして活動できる…(つづきを読む)
楽曲コンペに参加する作編曲家
楽曲コンペに参加する作編曲家のなかには、歌詞のほうは適当に付けている方も結構いるので、もしその作編曲家の曲がコンペに通り、そのときの仮歌用の作詞を担当させてもらっていて、曲採用の決定権のある方の目に止まれば、そのまま歌詞のほうも採用されるケースもあります。そのため作詞オンリーで勝負しようとしている方にとって、作詞をしないコンペに…(つづきを読む)