慣れれば必要ないですが、鼻歌であったりするメロディーはビブラートなどでピッチが不安定であったり、悪かったりするので、メロディーをDAWもしくはDTMソフトで起こして、MIDIデータにしておくことををおすすめします。
編曲講座02
メロディーをDAWソフトで起こすメリット
編曲するメロディーをDAWソフトで起こすメリットは、実際に編曲するメロディーのトップノートやシンコペーションをディスプレイ上で視覚的に確認することができるので、コード付けや、リズム付けなどのアレンジ作業がやりやすくなることです。
下の画面は前項の「編曲するメロディーを聴き、制作環境を整える」の素材のメロディーをDAWソフトで起こした上の画面です。一般的に編曲のときに使うのは図1です。
ステップ録音かリアルタイム録音でメロディーを入力
メロディーをMIDIデータにするのは、一般で言う「打ち込み」という作業です。打ち込みするときにMIDI-USBキーボードがあると非常に便利なので、持っておいてほうが良いです。
鍵盤楽器があまり得意でない方は、慣れないうちは、音を確認しながら1音1音入力するステップ録音か、曲のテンポを落としてリアルタイムで入力する方法で打ち込みして行くと良いと思います。
次の「編曲講座3 〜メロディーに仮コードを付ける〜」では、実際にギターやキーボードを使って、メロディーに仮コードを付ける作業を説明しています。ここからが本番です。