作詞の基礎講座5
〜サビの作詞と譜割り変え〜

作詞において重要な「サビの作詞」と「譜割り変え」は作詞家のセンスが最も試されるところです。キャッチーなフレーズで、サビで言いたいことや、伝えたいことを集約する必要があります。

作詞活動をしているアマチュアの方で、プロでの活動どころか、メロ先での作詞をしたいのに「音楽活動を一緒にしてくれる仲間さえも見つけることができない」という方は、この講座を読んで、今一度、自分の作品をチェックしてみて下さい。

サビの作詞と曲のタイトル

重要なサビの作詞

作詞のなかで最も重要なのが曲のサビの部分です。作詞家はもちろん一曲を通してのストーリーテラーとしての技量も必要ですが、このサビの部分のフレーズ作りで最も作詞家としての技量が試され、アマチュアのレベルかプロで活動することのできるレベルに到達しているかを、第三者が判断する材料にも…(つづきを読む

 

サビ重視と新人の作詞家

なぜ、全体を通してまとまりの良い歌詞よりもサビがキャッチーな歌詞のほうが採用されやすいかと言うと、最終的に曲の良し悪しを判断するのはリスナーで多くリスナーは「ほとんどサビしか聴いていないのではないか?」という状況にも関係しています。カラオケブームなどでストレートで分かりやすい…(つづきを読む

 

サビのフレーズと曲のタイトル

サビのフレーズがそのままタイトルになっているという曲があります。今では考えられませんが、CMやドラマとのタイアップがビックセールスに結びつき、どの曲をリリースしても、ミリオンセラーを連発していたZARD、B'z、WANDS、T-BOLANのようなアーティストが第一線で活躍していた時代は…(つづきを読む

 

効率的な作詞法と譜割り変え

作詞用の音源

メロディー先行の場合、作詞する人は「ラ」や「めちゃくちゃ英語」で歌われたモノや、「シンセのメロディー」など形式はさまざまですが、メロディーの入った作詞用の音源を渡してもらうことになります。仕事での発注の場合はボーカリストの情報をはじめ「こんな詞にして欲しい」等の情報や…(つづきを読む

 

効率的な作詞法

アマチュアの場合は時間的な制限はありませんが、仕事となると締め切りがあるので時間との戦いでもあります。そのことを踏まえた上で、ここでは一曲を通しての効率的な作詞法のひとつを紹介したいと思います。ただし、これは個人的に使っている作詞法のひとつで、作編曲も自分で行なっていて…(つづきを読む

 

譜割りを変える

作詞家志望の方に参考になるように、作詞用の音源をアップしましたが、譜割りに通りに1音1語で言葉をハメ込んで行っても、なかなか上手く歌詞を乗せることができないという方も少なくないと思います。1音1語で言葉をハメ込んでも、上手く行かない場合は、渡されたメロディーの音符割り通りに…(つづきを読む

 

次の作詞講座の「ボーカリストが歌っている姿を想定して作詞する」は、今回この作詞講座で書いたことを、シンガーソングライターや、作詞を兼ねるボーカリスト、作詞、作曲をともに自分でする作編曲家、そして作詞オンリーの人に焦点を合わせて、もう少し詳しく説明しています。

 
 

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