マスタリング・プラグイン
〜音圧至上主義に勝つためのマキシマイザー〜

このページでは「WAVES」「PowerCore」「その他のマスタリング・プラグイン」と3つのカテゴリーに分けてのマスタリング用のプラグインを紹介していましたが、2006年に作成したために古い情報になっています。

最新のプラグインの記事は新サイトの「DAWスタイル」のコンテンツ「プラグイン・エフェクト比較ナビ」のなかの「マスタリング用エフェクターの比較」でオススメ定番を公開しいていますので、今後はそちらのほうを参照して下さい。

このページ「マスタリング・プラグインで音圧至上主義に勝つ」は音楽制作ツールの歴史の記録として、参考までに、記事の一部分を残しておきますが、今後、このページは更新しませんので、最新情報は新サイトの「プラグイン・エフェクト比較ナビ」を閲覧して下さい。

マスタリング(2006年の記事)

マキシマイザー

この数年でマスタリングの重要性はプロ以外のミュージシャンの方にもかなり認識されるようになって来たと思います。このホームページでもサイト公開時から、一番質問を頂いたのがこのマスタリングです。

マスタリングはここ数年の技術の進歩により、DAWシステムを持っていてマキシマイザーをはじめとするマスタリング・プラグインを使えば、けして自分では手に負えない未知の領域ではありません。

リリースされている楽曲と並べても音圧レベルに関しては見劣りすることのない楽曲が制作できます。

 

<追記>
サイトに寄せられたミックスとマスタリングに関する質問をベースにして作成した『MIX&マスタリングのテクニック』はマキシマイザーの情報も充実しています。「自宅スタジオでも音圧は稼げる」や「マキシマイザーを計算したミックス」は参考になると思います。

 

音圧至上主義

現在の音圧至上主義に歯止めがかかって欲しいと願っているエンジニアの方は多いですが、リスナーが音圧が出ている方がかっこ良いと思い、それを求めている以上はこの風潮は続くと思います。

そして音圧至上主義に勝ち残るためにはマスタリング・プラグインは不可欠です。講座でいろいろと説明しても、DAWベースだとマスタリング・プラグインがなければ音圧を市販レベルまで持って行くことは難しいです。

確かに業界スタンダードのWAVESのマスタリング・プラグインのL2やL3等は値段がかなり高いですが、「時は金なり。」ということを考えれば、10万円程度の出費は、けして高い買い物ではありません。

 

<2012年 追記>
現在DTM/DAW関連製品はかなり値下がりしています。定番の『WAVES L3』も2012年時点で1万円台から購入することができるようになっています。

 

時間的にも効果抜群

何度もバウンスして、少しずつ音圧を稼いでいる方や、お手持ちのソフトであらかじめ付属しているプラグインで、なかなかマスタリングが上手く行かない方はマスタリング特化されたサードパーティー製のプラグインを使うのがクオリティーだけでなく時間的にも効果抜群です。

サウンドエンジニア志望でない限りマスタリングに掛ける時間を、新しい曲を制作する方に回した方が良いです。

 
 

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