自宅スタジオ用のモニター
〜定番のヘッドフォンとスピーカー〜
ミックスダウンの鍵を握るのはクリアーで細部まで聴き分けることができるモニター環境です。「ミックスダウンの準備講座」と「マスタリングの準備講座」を読んだ方は、ミックスダウンやマスタリング時のモニターの重要性は分かったと思います。
しかし現実問題として、夜間など大音量で自宅で音楽ができる方は少ないと思います。そこで自宅録音では即戦力となるのが、細かい箇所をチェックすることのできるヘッドフォンと音量を出さなくてもレンジが広く音が良く見える「小型パワードモニター」と呼ばれるスピーカーです。
自宅スタジオ用のモニターの定番
このサイトで「音の定位」「広がり」「奥行き」をはじめとした「音の再現性」と自宅スタジオに導入するのに「負担のない現実的な価格」に注目して、ヘッドフォンとスピーカーの定番と呼ばれる製品を紹介させてもらいます。
定番のスタジオ・ヘッドフォン
ヘッドフォン選びのポイントは何と言っても「音がフラットであること」と「長時間付けていても耳が疲れないこと」です。
住宅事情によりヘッドフォンだけでミックスダウンまで考えている方は、最低でも1つ、できれば2つは定番のスタジオヘッドフォンを用意しておくと良いでしょう。
とりあえずソニーのスタジオモニター『MDR-CD900ST』は定番中の定番ヘッドフォンなので、その音は知っておいたほうが良いです。
定番のスタジオ・モニター・スピーカー
このサイトでは自宅スタジオにオススメのペアで8万円以下の即戦力となる小型パワードモニターを中心に紹介します。
今でもプロの世界では使用している方の多いYAMAHAのスタジオ・モニター『NS-10M Studio』は、生産中止となっているため手に入れることは困難です。
<2012年 スタジオモニター追記>
このサイトで紹介しているモニターヘッドフォンとモニタースピーカーは主に2006年〜2007年に販売されていた製品のため情報が古いです。
現在販売されているオススメのスタジオモニターは『宅録スタジオ構築ナビ』のコンテンツ「スタジオ・サウンド構築ナビ」のなかで、オススメのモニターヘッドフォンとモニタースピーカーを紹介していますので、今後はそちらを参照して下さい。
- 音楽制作の流れ - 曲が完成するまでの過程
- 作曲の講座 - これからの時代の作曲法
- 作詞の講座 - 作詞家としての道を切り開く
- 編曲の講座 - 自動編曲機能からの卒業
- レコーディング講座 - 自宅スタジオで録音
- ミックスダウン講座 - ミキシング・テクニック
- マスタリングの講座 - 音圧レベルと質感補正
- 自宅スタジオを作ろう - 音楽スタジオの構築
- 定番の音楽制作ツール - DTM・DAWスタジオ