定番スタジオ・モニター
〜NS-10M Studioの後継モニターは?〜
定番スタジオ・モニターを紹介している、このページはサイト公開時に作成した記事です。スタジオモニターの歴史の記録として残しておきますが、今後は基本的に更新をしません。
最新のスタジオ・モニターの記事は新サイトの「DAWスタイル」のコンテンツ「スタジオ・サウンド構築ナビ」の「宅録スタジオ・スピーカー」で公開していますので、そちらを参照して下さい。
スピーカーの音質などを言葉で説明するのは困難なので、失敗しないモニター選びをテーマに「宅録スタジオ・スピーカー」では、メーカ別にMIPA(Musikmesse International Press Award)を受賞した歴代の定番のスタジオ・モニターを取り上げながら紹介しています。
スタジオ・モニター(2006年の記事)
NS-10M Studio
今までのミックスダウン時の定番のスタジオ・モニターはYAMAHAの『NS-10M Studio』でしたが、すでに生産中止となっているので現在ではなかなか手に入れることが困難です。
ある程度大きな音量を出さないと『NS-10M Studio』は鳴ってくれないので、一般住居での夜間の作業には、不向きなスピーカーでした。またリスニングにも向かないので『NS-10M Studio』が嫌いな人も居たのは事実です。
小型パワードモニター
しかし、最近では、それほど音量を出さなくてもレンジが広く音が良く見え、鳴ってくれる小型パワードモニターと呼ばれる低価格のニアフィールドモニターが増えてきましたので、一般住居でも夜間にスピーカーから音を出した作業が出来る時代となりました。
ここでは自宅録音派にお勧めのペアで8万円以下の即戦力となる小型パワードモニターを中心に紹介します。
2006年当時このページではFOSTEX「NF01A」、KRK「V4 Series 2」、CLASSIC PRO「EX10M」、YAMAHA「HS80M」「HS50M」などのスタジオモニターの紹介をしていました。
オススメのスタジオ・モニター(2006年の記事)
このページで紹介したスタジオ・モニターは、未評価のCLASSIC PRO「EX10M」以外のスピーカーは自宅スタジオで充分に鳴ってくれます。
管理人は「NS-10M Studio」と「V4」はエンジニアの方のススメで購入し、FOSTEXの「NF01A」は引っ越したときに作業部屋が広くなったので、高評価だったこともあり購入しました。購入の際に定番と呼ばれるスピーカー以外は目に入れず、あまり自主性はありませんでしたが、どのスピーカにも大変満足しています。
また初めてモニタースピーカーの購入を考えている人で、音質のことでまだピンッと来ていない方には、できれば、 KRKの「V4」かFOSTEXの「NF01A」あたりが良いと思いますが、低価格なYAMAHAの「HS50M」でも良いと思います。(この値段でこの音質はすごいです。)
<2012年 追記>
ここで紹介しているスタジオモニターのなかで、わたし自身が現在音楽制作で使用しているモニターは『NS-10M Studio』のみです。最終確認は『NS-10M Studio』を使用していますが、最近はADAM Audioのニアフィールド・スタジオモニターの定番『A7』でミキシング作業しています。
- 音楽制作の流れ - 曲が完成するまでの過程
- 作曲の講座 - これからの時代の作曲法
- 作詞の講座 - 作詞家としての道を切り開く
- 編曲の講座 - 自動編曲機能からの卒業
- レコーディング講座 - 自宅スタジオで録音
- ミックスダウン講座 - ミキシング・テクニック
- マスタリングの講座 - 音圧レベルと質感補正
- 自宅スタジオを作ろう - 音楽スタジオの構築
- 定番の音楽制作ツール - DTM・DAWスタジオ