音楽とテクニック
〜作曲と演奏力〜

良い演奏とは

良い演奏とはテクニックのすぐれた演奏ではない

THE BEATLES 1

ギターにしてもピアノにしても、良い演奏とは必ずしもテクニックの優れた演奏ではありません。

ビートルズ(The Beatles)の名曲「Let It Be(レット・イット・ビー)」のイントロの象徴的なピアノは皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが「Let It Be」のピアノの演奏自体は、けして技術的には上手いとは言えません。

しかし世代を越えて世界中の人々の心を打ち、今でも多くの人に愛されています。それはテクニックを越えたところで、音が表現されているからだと思います。

なので「Let It Be」は素晴らしいピアノ演奏だと言い切ることができます。

 

2000年にリリースされた左上のビートルズのベスト盤『THE BEATLES 1』はイギリスとアメリカで1位を記録したシングル曲を中心に全27曲が収録されています。

26曲目に、ここで紹介した「Let It Be」が収録されていますが、他にも「The long and winding road(ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード)」「Yesterday(イエスタデイ)」「Hey Jude(ヘイ・ジュード)」など、本当に誰でも一度は聴いたことのある有名な曲ばかりが収録されています。

2011年には『THE BEATLES 1』のリマスター盤もリリースされています。

 

テクニックを越えたところで評価される

テクニック的なことは時間が解決してくれる

ここでひとつ考えてみて下さい。もし音楽がテクニックだけで良いのであれば、ボイストレーナーをはじめとする音楽講師の方などは、もっと音楽シーンで脚光を浴びているハズだと思いませんか?

しかし実際はそうではありません。それは作曲をはじめとして、音楽というのは「テクニックを越えたところ」で評価されるからです。

テクニック的なことは時間が解決してくれます。この「テクニックを越えたところ」が世間一般の言葉で言い換えると「感性」とか「才能」と言うのだと思います。

「感性」や「才能」を形にする

ただし、どんなに素晴らしい「感性」や「才能」も実際に音として形にすることができなければ、まったく意味はなく、誰かに相手にしてもらうのは難しいモノです。

そのため、音楽を自分ではない誰かに理解してもらうためには、それなりの形にしておく必要があります。

この辺りは詳しくは「作曲家のプロへの道」、「作品を聴いてもらう準備」で書いていますのでそちらを参照してみて下さい。

 
 

最終更新日:2014年04月01日
 

次はDTM・DAWの作曲で最も重要なコードについて説明している講座「作曲とコード」です。


 


作曲と演奏力 | 初心者のための作曲講座