作詞の基礎講座6
〜ボーカリストが歌っている姿を想定して作詞する〜

歌はボーカリストがメロディーと歌詞を、自分の解釈でまとめあげて「ひとつの世界を作り上げる」と作詞の講座4で書きましたが、作詞した曲を自分で歌うシンガーソングライターや、作詞を兼ねるボーカリストは自分がその歌詞で歌うことを想定して作詞するので、作詞の講座4で書いた「ラ・ラ・ラ〜」というフレーズに、「ラ・ララ・ラ〜」というように、譜割りを変える作業が非常に上手です。

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シンガーソングライターならではの作詞

作詞した曲を自分で歌うボーカリストの強みは、何と言っても歌えるということです。早口言葉を駆使したボーカル法で、言葉数合わせではなく、わざと字余りを意識して作詞をしたりします。少し極論的な例かもしれませんが、200万枚を超えるセールスを記録したMr.Childrenの「名もなき詩」の2コーラス終わった後の、間奏あけの「成り行きまかせの〜」と…(つづきを読む

形式にはそんなにはこだわっていない

話を本題に戻すと、桜井和寿さんの曲を作るプロセスは分かりませんが、ひとつ言えることはシンガーソングライターや、作詞、作曲ともに自分でする作編曲家は楽曲を制作して行くプロセスのなかで、「合わなければメロディーか詞のどちらかを修正すれば良い」というようなスタンスで、「メロディー先行での作詞」とか「ハメコミ」というような形式には…(つづきを読む

ボーカリストの特徴を把握する

シンガーソングライターや、作詞を兼ねるボーカリストは自分の声の特徴や、自分のセールスポイントで、よく聴こえる言葉の音や、逆にNGな言葉の音も良く知っています。自ら作詞をする倉木麻衣さんや、浜崎あゆみさんなどのボーカリストも、そのことを自分で把握しながら作詞をしています。もう少し分かりやすく説明すると、あまり気にしない…(つづきを読む

1番オイシイとされるキー

1番オイシイとされるキーは、サビのトップキーとその前後が多いですが、作曲家もボーカリストの声とボーカル法を最大限に活かそうと、サビのトップキーをどこに持って行くのかということや、トップキーまでのプロセスをフレーズ単位ではなく1音単位でメロディーを作るときに考える方が多いです。そのため作詞オンリーの方も、それぞれのボーカリスト…(つづきを読む


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